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2009年05月08日

■フレーム

当店HPの『Q&A』コーナーにこんな質問がありましたので、画像の貼れるこちらで。

いつも参考にさせてもらってます。
今シーズンに1台リールを購入を検討してるんですが、ある掲示板で現行ABUは全てアルミフレームだといってました。
(アルミフレームにクロムメッキを掛けてる)
検討してるのは6500CSロケットですが、アルミフレームなんですか?
ルアーファンを読んでるとアルミは弱いから真鍮フレームに交換すると書いてあったんですがロケットのフレームも交換できますか?

質問の内容を私なりに解釈すると『現行ABUの全てのフレームは、クロームメッキでもアルマイトでもインナープレートはアルミなんですか?』となるんですが、事実かどうかは別としてこの話は初めて聞きました。
私の知る限り、アルミのインナープレートにクロームメッキをかけたというフレームは、数年前に Fishy Business 社 の Simon Shimomura 氏が 4500D GREEN をリリースした時に採用した物以外に心当たりはありません。
もし、質問事項が事実だとすると、かなりの重要事項だと思われるので検証してみました。

古いモデル(オールド)は真鍮にクロームメッキをかけていたのは間違いないので、まずは生産時期の近いアルミフレームと重量を比べてみました。
サンプル個体は真鍮フレームが6500ST前期型(FN810300)、アルミフレームが6500ST後期型(FN810900)。

81年の真鍮フレームは113g。

81年のアルミフレームは79g。

両フレームの差は約34g、真鍮フレームの重量はアルミフレームの約1.43倍となります。

次に現行モデルのクロームメッキのフレームとアルミフレームと重量を比べてみました。
サンプル個体はクロームメッキのフレームが6500CS Rocket(ver.06)、アルミフレームが6500C3(ver.00?)。

クロームメッキのフレームは109g。

アルミフレームは75g。

両フレームの差は約34g、クロームメッキのフレームの重量はアルミフレームの約1.45倍となり、81年のフレーム比較とほぼ同一の結果となりました。
アルミにクロームメッキをかければアルマイトよりも重くなるかもしれませんが、インナープレート2枚分のメッキで34g増にはならないでしょう。

ついでに現行モデルのクロームメッキを削って地を出してみました。
本当は上の画像でサンプルになっている6500CS Rocket(ver.06)のフレームを削れればよかったんですが、そうもいかなかったんで、手持ちの6500CSHのフレームで。
地を出すと、出てきたのはアルミでは無くややくすんだ金色の、おそらく真鍮と思われる物でした。

フレーム重量は107g。

6500CSHのフレームは、画像内黄矢印の部分が反対側に無い分、同一素材でも他のフレームに比べて軽くなるかと思われます。

これを考慮し、重量差等から推測すると、6500CSHと6500CS Rocket(ver.06)のインナープレートは同一素材と考えてよいでしょう。

以上の点から『現行モデルの全てのフレームのインナープレートがアルミ』というのは事実と異なると思われ、ご覧になった掲示板の発言者(記述者)の方の勘違い等ではないでしょうか?
では、全てではなくて、1部のモデルにでもアルミのインナープレートにクロームメッキをかけたフレームが採用されているかと聞かれると、私には解りません。
私自身は前記の 4500D GREEN 以外には見た事も聞いた事もありませんが、私が知らないだけで存在しているのかもしれません。
今回実測したフレーム重量が一つの目安にはなるかと思いますので、参考にしていただければ幸いです。

投稿者 at 15:08 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2009年02月09日

■オーバーホール

この時期には「シーズンオフだから」といった理由で、オーバーホール、修理等のリールが多数持ち込まれます。
そんな中、作業待ちに6500のクロームフレームが3台もたまったんでパチリ。
単発ではたまに持ち込まれるんですけど、3台も集まる事はなかなかないですね。
国内での取引個体が1台、海外から到着したばかりとの個体が2台。
この手のリールはいつも以上に気合いが入ります。

しかし外人さんすごい糸巻いてますねぇ・・・。

尚、オーバーホールは工賃4800円(税込5040円)で、パーツ交換が発生の場合は別途パーツ代となります。
担当山中まで。随時受付です。

投稿者 at 14:48 | Comments [2] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2009年01月31日

■Ambassadeur 6600CA 最終回

だらだらと3回目になってしまいましたが、いよいよ本題の6600CA。

違和感を感じる部分があったので、拡大してみました。

こんな感じでステッカーに細工がしてあるように見えます。

具体的には6500CAとかのステッカーを「6」と「5」の間で切って、5600CAの「600CA」の部分をつなげた様な感じで、継ぎ目が少しズレてる様にも見えます。

写真の撮り方や印刷の影響等で偶然にもその様に見えてるだけの可能性もなくはないんですが、全体として疑問を多く感じる印刷物なんで、存在を信じる為の資料とするのは危険だと判断した訳です。
勿論故意に人々を惑わす為に作った訳ではないでしょうし、後々製品化する予定はあったプロトだとか、とりあえずのサンプルを掲載した物だったりの可能性もあります。
正式なカタログではないですしね。

ってな訳で、6600CAは個人的には『存在しない』と思っているんです。

長々と書いてみましたが、これまでの記述には知識不足故の誤りが含まれている可能性があります。
独りよがりにそう思ってるだけの、全くの事実誤認の可能性もあります。
そのような点に気づいた方は、ご指摘いただけると幸いです。

また、6600CAの実物をもってるなんて方がいらっしゃいましたら、詳細を教えていただけたら助かります。
とあるHPではパーミング・サムバーの6000番を所有してるなんて記述もありましたし(そのうちお話を伺わせてもらおうかなと)、もしかしたら出てくるかもしれませんね。
79年式なんてのが出てきたとしたらこんな感じでなんでしょうか?

残念ながらコレのFNは801000です。

くだらない話にお付き合いいただき、ありがとうございました。

投稿者 at 13:36 | Comments [5] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2009年01月27日

■Ambassadeur 6600CA つづき

前回は存在が噂される理由まで書いたんで、今回はその続き。

『③印刷物の存在』で書いた様に、6600CAが掲載された印刷物が残っているのは事実です。
なのに何故私は存在を否定するのか?

私が存在を否定する理由
①見たことが無い
非常に単純な理由ですが、世の中で「レア」と称されるリールでも、これだけインターネットが発達するとたまには目にする機会はあるものです。
例えば6500CのFN.067200(72年型Big-A)、FN.800105(黒、山型)、FN.800405(黒、平型)なども、国内外を合わせれば年に2、3台の売物は見かけます。

なのに、世界最大と言われるebayを10数年前からからチェックし続けてるのに、6600CAは今まで1度も見た事無し。
.com 版、.co.uk 版、.com.au 版と英語で取引が可能なエリアはマメに見てるつもりなんですけどね。
また、オークションだけではなく、あらゆるHPを見てるつもりでも手掛かりすら皆無。
勿論見落としてる可能性も否定できませんが、その他、国内外の知人、友人、コレクターとあらゆる方面に聞いても存在が確認できず、自分の中では存在しないと結論づけようかと・・・。

②印刷物の怪しさ
代理店発行のモノに掲載されてるんだから実在するんじゃないの?と言うのはもっともな意見なんですが、印刷物を必ずしも信じていいのか?とも思うんです。
海外のABUカタログ(Napp och Nytt、GARCIA CATALOG等代理店カタログ含)に間違い(?)が多数有るのは広く知られた事実だとは思うんですが、エビスフィッシングのモノにも当てはまらないだろうかという事で調べてみました。

まず5001C。
パーミングモデルが掲載されている事から「入門手引き」が発行されたのは79年~80年代前半頃と思われますが、この5001Cを掲載するのはあまりにも酷くないかと。
間違いとまでは言えないまでも、年代が違い過ぎてるのではないかと思います。

次に6500Aと5600AL。
私の記憶が正しければ『Blue and Yellow Box』のプロダクトステッカーを採用している頃に、左リムにモデル名ステッカーを貼る事なんて無かったと思うんですけどね(ストライパーのモデル名除く)。
私が知識不足なだけか?それともサンプルとかそんな個体なのか?

それによく見ると5600A(L)の方は「A」の文字の下に不自然な修正跡みたいな物が見える気がします。
「L」の文字を消して、「A」の後方の長さのバランス取る為に少し切って、更には角を丸く整えてるような・・・。

他の5600ALのステッカーのと見比べてみるとこんな感じ。

となると、かなり疑わしい印刷物に見えてきます。
まぁ、あくまでも推測でしかないんですけど。

で、またもつづきます。

投稿者 at 18:49 | Comments [2] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2009年01月24日

■Ambassadeur 6600CA

当店HPの『Q&A』コーナーにこんな質問が

オールドアブの6600C(スムースリム、黒ベロ)は何度か拝見した事はあるのですがパーミングカップの6600CA.6600C(クロームフレーム、黒ベロ)は存在するのでしょうか、あればフットナンバーは何種類でしょうか?
下らない質問ですが昔から疑問でスッキリしたいので宜しくお願い致します。

このリールは私の中でも微妙な位置にあります。
返答に確信を持てない機種なんで書くべきではないのかもしれませんが、あまりにも聞かれる事が多いので文章にしてみようかと。
でも、スッキリしないかもしれませんけどね。

で、個人的には6600CAは『存在しない』と思ってます。
実物を見たことが無いのもあるし、またその他にも私的な理由はあるんです。
ただ、コレはあくまでも私の勝手な見解であって、『存在した』『存在しない』の本当の所は解りません。
これより先を読まれる方は、上記をご理解の上で読み進めるようにお願いします。

存在が噂される理由
①5600CAがあるんだから6600CAも当然存在するだろう
そう考える方は多いようです。
アンバサダーにはその考えが当てはまる機種が多いので分からなくもないのですが、例えば5500 Champagne Gold、5000D、5600ALなどにはその上のサイズ、6000番は存在しませんでした。
なので考えとしては必ずしも当てはまる訳ではありません。

②展開図の存在
海外には膨大な量の展開図を閲覧できるコレクターや修理業者さんのHPがあったりします。
そんな中には Ambassadeur 6600C 81 08 00 なんてモノもがあったりして、コレを6600CAと見ている方もいるようです。

私はコレすらも実物を見たことが有りません。
この頃の展開図はそれまでとは異なる規則性のパーツ番号が採用されてる為、私の知識では断言はできないんですが、このモデルはアルミのインナープレートのフレームを採用しています(あくまでも多分)。
また、クリックスイッチの存在や4本爪ドラグの採用、左リムにモデル名で右リムにプロダクトステッカーというリムステッカーの貼付の仕方を見ると、作りとしては6500Aや6500STで言うところの後期型に相当するかと思います。
ただ、ABUの展開図には結構間違いがあったりして、100%は展開図の情報を信用できないんですけどね。

③印刷物の存在
6600CAが掲載されている印刷物は少ないと思うんですが、「はじめてアンバサダーを使うための入門手引き」に掲載されています。
コレの影響は結構大きいと思います。

80年代初頭、当時のABU日本総代理店だった(株)エビスフィッシングが発行した物で、アブクラブというABU関係の情報誌の年間購読を申込むともらえた物だったと記憶しています(違ってたらスイマせん)。
これに載ってたから存在するとの意見もあるんですが、果たして掲載されているリールを鵜呑みにして信じていいものなのか?

次回につづく。
興味の無い方々にはゴメンなさい。

投稿者 at 11:22 | Comments [2] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2009年01月19日

■メンテナンス

雷魚のシーズンオフ中ということで、日々リールに関わる様々な相談や修理依頼があります。
中でも多いのがフレームについて。
過去に何度か書きましたが、問い合わせも多いのでもう一度。

酷使された個体によく見られるトラブルとして、ピラーとインナープレートの接合部分のカシメが緩むという事例があります。
カシメが緩むと高負荷がかかった時にスプールとフレームの干渉が起こり、リールが巻き辛くなるという症状が出ます。
個体によって症状の出方に差はありますが、改善には接合部分のカシメ治しが効果的。
『元通り完璧に』とは言い切れませんが、カシメ治しで症状の改善は見込まれます(曲りや歪みの出たインナープレート、ピラーの修正、矯正はできません)。
当店では6000番用治具、5000番用治具を用意して、サムバー・モデル、レフトハンドル・モデルを含めた多くのモデルに対応しています。

で、今回持ち込まれたのは5000番の CDL 用フレーム。
極僅かですが緩みが出ていました。

本気で使われているらしく、金メッキが薄くなってます。

メッキが薄れるのを嫌がる方もいるんですが、個人的には使い込まれた感が超◎。カッコいいです。
私の 6500CDL も早くをこのレベルまで育て(?)たいですねぇ。

フレーム修正の詳細については担当:山中までお問い合わせ下さい。

投稿者 at 19:26 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2009年01月15日

■Old Ambassadeur の世界

本日週刊テレビ社『Lure Fan』の最新号(2009.1 冬-春 号 vol.16)が発売となりました。

雷魚マンの方々から多くの支持を得ているこの雑誌で、恐れ多くも巻末ページで『Old Ambassadeur の世界』の連載を任せていただいてましたが、今回が最終回となります。

・第1回  vol.7  1972年 6500C Big-A
・第2回  vol.8  1977年 6500 Brown
・第3回  vol.9  1977年 6500 Red
・第4回  vol.10 1979年 6500CA
・第5回  vol.11 1980年 6500 STRIPER
・第6回  vol.12 1980年 6500C Black(Smooth Rim)
・第7回  vol.13 1980年 6500C Black(Flat Rim)、再掲載:1980年 6500C Black(Smooth Rim)
・第8回  vol.14 1980年 6600C (Black Thumbar)
・第9回  vol.15 1980年 6500A
・最終回 vol.16 1985年 6600FL

Ambassadeur の 6000番台、しかもハイギアモデルのみという、他の雑誌では考えられない様な偏った機種構成にもかかわらず掲載し続けて下さった『Lure Fan』には感謝しかありません。
また次の機会があったら、もっとマニア的に突っ込んだ内容で書いてみたいとも思います。

長い間、稚拙な文章にお付き合いくださった皆様、ありがとうございました。

投稿者 at 19:21 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2009年01月08日

■レフトハンドル用フレーム

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

えー、今年の抱負といたしましては、このブログをもう少し頻繁に書こうかと。
でもなかなか書こうと思えるネタもないんで私的に難しいんですけど、一応今年の目標という事にしたいと思います。

で、今年最初のネタはフレーム。
6000番のレフトハンドルモデル愛用者の方々から長年にわたって受けていた相談が『クラッシック・スタイルモデル』と『真鍮クロームメッキフレーム』について。
両方とも該当するモノって皆無に近かったんですけど、先日の Ambassadeur 6501CS Pro Rocket に続き、フレームも入手できました。

こだわる方にとっては、インナープレートとリールフットの凸、フット部の電気抵抗溶接等、気になる部分も見受けられたりしますが、少しは前進したかと思います。

6001C、6501C4等、6000番台レフトハンドルモデル全般(サムバーモデル等除く)に対応します。

理由は不明ですが注文数を割る数しか入荷しなかったんで、初回分は極少数となります。

投稿者 at 18:47 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2008年12月12日

■Ambassadeur 日本未発売モデル

Ambassadeur 6501CS Pro Rocket

以前から少ないながらも要望のあったレフトハンドルのクラッシック・スタイルモデル(左右のサイドプレートにキャスコンの付いているタイプ)。
5000番台は過去に何機種かリリースされましたが、6000番台は皆無でした。
で、やっと今年リリースされたんですが、今の時点で Pure Fishing Japan での取扱いは無し。
今後どうなるかは不明ですけど、メーカーが利益を上げられる程売れるかと考えると、まぁ、取扱わないのもしょうがないとは思いますけどね。

と、そんな訳で、当店では直輸入で対応です。

最近のABUの外箱用ラベルは販売国関係無く日本語も印刷されるよーですね。

投稿者 at 18:28 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2008年09月23日

■6500C SH Special ベアリング交換

最近問い合わせと交換依頼の多い 6500C SH Special のボールベアリング。
オールドモデルとも最近のウルトラキャストモデルとも違う搭載方式なんで、交換ができないと思ってる方も多いようです。
以下は当店での交換手順です。

用意するのは
・リール本体
・交換用のベアリング(ZPI Sic BB Kit 等)
・交換用 Spool Shaft Pin
・Spool Shaft Pin 脱着用工具

ボールベアリングの脱落防止用の Spool Shaft Pin を

専用工具を使い外します。
ガムテープは傷付き防止の為に貼付します。

Spool Shaft Pin が抜けたら、ボールベアリングも外します。

ボールベアリングを入替えたら、再度専用工具を使い Spool Shaft Pin を組付けます。

Spool Shaft Pin は外す時に少なからず変形するので、新品に交換するのが理想です。

左側 Side Plate のボールベアリングは Retainer Ring を外して交換します。

交換工賃は2100円(税込)。
お問合わせ、作業依頼は担当山中まで。

投稿者 at 12:43 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2008年07月29日

■ABU 2008年下期新製品

2008年下期のABUの新製品が発表されたんで気になったトコを少し。

Ambassadeur 6500CS Rocket Chrome 2 ¥37,500(税抜予価)
HPCRベアリング(スプール軸)、2点式遠心力ブレーキ(ベークライトブロック)、ブラックアルマイトスプールの採用等が現行モデルとの大きな違いでしょうか。

Ambassadeur 5501C Pearl Black ¥28,000(税抜予価)
少ないながらもニーズのある5000番クラッシックモデルのレフトハンドルが久々に登場(画像内の個体はライトハンドル)。
どうせなら6000番も出してくれればいいんですけどね。

Ambassadeur 2600C Elite(2601C Elite) ¥39,800(税抜予価)
90年代末にリリースされた 2600C/2601C が多くの変更を受けて再登場。
2601Cは根強いファンがいるんで期待です。

ディスプレイ台もリリース予定の新製品。
ちょっと高い気もするんですが、結構きれいにできてました。
Classic Reel Wood Display ¥6,980(税抜予価)

Golden Collection Left Handle with Display  ¥160,000(税抜予価)
5000番のCDLの3機種セット。元々はヨーロッパ圏向けの商品らしく、現行パーミングモデルベースでライト付き専用ディスプレイケース付属。
リールの選定は意見が分かれるトコだと思いますが、ディスプレイケースはよくできてました。
ABUやAmbassadeurのロゴを入れて(勿論旧ロゴ)、ケースだけの別売り希望。
¥20,000以下で販売可能なら買いたいですねぇ。

投稿者 at 20:04 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2008年06月10日

■Korea

以前より問い合わせの多かった『6500C Snakehead Korea(注:以下6500CSK)』ですが、バラして詳細をチェックしてみました。
ついでに『6500C SH Special(注:以下6500CSHS)』との比較も。

まず重さ。
6500CSHS が 375g に対して、6500CSK は 340g(実測 342g)。
この重さの違いは 6500CSK がアルミ製インナープレートのフレーム、パーツ点数の少ないパーミングサイドプレートを採用した点が大きいんですかね?

ボールベアリング数 4 個の違いはハンドルノブに装着分で、バラしてみると基本的な構造はほぼ一緒。

デュアルストッパーが廃止(Anti Reverse Dog)されてますね。

気になる最大ドラグ力の違い(6500CSHS が 8kg、6500CSK は 10kg)は何所にって事で、メインギア&ドラグ周りをバラしてみると違いは1ケ所。
Base Drag Washer(Friction Washer?)が違うだけなんですが、これだけで2kgも上がるならちょっと驚き。
この辺りのパーツの流用で Rocket なんかのドラグも強化できそうですね。
まぁ、フレームとかギアとか負担の増える箇所がどうなるか分かんないですけど。

で、この色を見れば同じ事を考える方も少なからずいるかと思ったんで付けてみました。


狙い澄ましたかのような・・・。
日本での発売は6月下旬を予定。200台限定だそうです。

投稿者 at 16:30 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2008年06月08日

■ABUパーツ

シーズン突入とともにリールの使用頻度も上がり、パーツの需要も急激に高まります。
どんなトラブルにも対応できるように、なるべく多くのパーツをストックしてるんですが、その分入荷量も膨大。
連日大量にパーツが到着してるんで、検品と整理で1日が終了してます。

で、これは検品中のフレーム。これでも極々1部なんですが、並べるとなかなか壮観です。


投稿者 at 10:59 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2008年05月05日

■Ambassadeur 6500CDL

高額商品にも関わらず、順調に販売させていただき、大変ありがたい次第です。
意外にも実際に使用されている方が多く、更には写真まで送っていただいたりと、作った甲斐があったと嬉しかったりもします。

また、海外からの問い合わせも多く、今現在販売数の3割程度が海外とちょっと驚き。
実際手にした方や海外のコレクターからも高評価を頂いたんで、次は何を特注しようかと次回作を検討中。あくまで予定ですけど。
売れなかった時の事を考えると色々怖かったりもするんですけど、まぁ、頑張って評価していただけるものを作ります。

で、6500CDLですが、何回か聞かれたのが『何か気を付ける事は?』なんです。
使用に伴って金メッキが薄くなるんで必要以上にこすらないというのはありますが、メカ的には特に無し。
見た目が派手なだけで、中身オールドタイプの6500Cとほぼ一緒ですからね。

強いて言うなら、最近の再生産のスプールはピンの形状やスプール本体の取付け位置が変わったらしく、スプールをセンターよりやや左寄りに合わせて使うのが調子がいいように思います。

投稿者 at 18:24 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2008年03月18日

■ABU Garcia 商品価格改定のお知らせ

2008年4月1日実施 ABU Garcia 商品 改定価格一覧(税抜本体価格)

続きを読む "ABU Garcia 商品価格改定のお知らせ"
投稿者 at 20:08 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2008年01月18日

■Lure Fan

雷魚に係わる記事の多さと、マニアック(?)な紙面構成で多くの支持を得ている週間テレビ社発行の『Lure Fan』。
当店で『1号あたりの販売部数 No.1』をキープし続ける雑誌なんです。なんと号によっては150部以上っ!
3ケ月に1冊発売の季刊誌で、販売店舗が限られていたりと、他紙とは同条件の比較はできないんですが、本が売れないと言われる現代でかなりのモノなのではないでしょーか?
最新号が昨日発売になったんですが、またマニアックにオールド・アブを特集してたりして、コアな層にはウケが良さそうです。

で、そんな『Lure Fan』に僭越ながら連載をさせていただいてるんですが、最新号にミスが・・・。
今号の「Old Ambassadeur の世界」は 1980年 6500C(Black Smooth Rim 通称:山型)の記事。
でも写真が次号予定していた 1980年 6500C(Black Flat Rim 通称:平型 or 鍋型)なんです。
てな訳で、紙面では 1980年 6500C(Black Smooth Rim)が見れないんで、代わりにココで。

これが 1980年 6500C(Black Smooth Rim 通称:山型)。

これが 1980年 6500C(Black Flat Rim 通称:平型 or 鍋型)。

左が Smooth(山型)で右がFlat(平型)。

1980年 6500C(Black Flat Rim)はリムに凹みがあるのに、リムステッカーは貼ってないの?なんて疑問があるとは思うんですが、ソレはまた次号の『Lure Fan』で。

続きを読む "Lure Fan"
投稿者 山中 at 18:47 | Comments [1] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2007年12月25日

■100mm POWER HANDLE

Abu Garcia 社との協力体制の元、クラッシック・アンバサダーを生産している Fishy Business 社からプレート長 100mm のパワー・ハンドルが発売されました。
同時にフラット・ノブタイプも追加。

2007-12-25.jpg

上から

・Abu Garcia POWER HANDLE 90mm Mirror Round Knob(Black)
・Abu Garcia POWER HANDLE 100mm Mirror Round Knob(Black)新発売
・Abu Garcia POWER HANDLE 100mm Mirror Flat Knob(Black)新発売

オールド・アンバサダーで長いハンドルが使いたかった方には朗報です。

投稿者 at 13:01 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 雷魚
2007年12月07日

■オーバーホール

2007-12-7.jpg

今現在作業待ちの6000番台が21台。
5000番台が4台で、その他が4台。
お待たせしている方々、申し訳ございません。
年内には何とか落ち着くように頑張ります。

投稿者 山中 at 17:05 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2007年10月04日

■5000番

恐れ多くも(株)週間テレビ社さんの『Lure Fan』という雑誌に連載を持たせていただいている私なんですが、執筆内容は6000番台の Old Ambassadeur について。
5000番台についてはバス系の雑誌でも取り扱われる機会があるってコトで、今のところは全て6000番。
これの影響なのか『やっぱり雷魚は5000番じゃダメなんですか』と聞かれる事が増えたような気がします。

実際どうなのかって、普通に使ってますよ。5000番。
ラインキャパの問題とかクリアできるシチュエーションでは6000番より楽だし。
私の場合、使用頻度は6000番程では無いけど、地域によっては5000番がメインになる所もあるんじゃないでしょーか。

で、『Lure Fan』さんではしばらくは5000番台の掲載予定が無いので、こちらに今年メインに使用した5000番を。

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1972年式 5500C(Big-A)
・FN.067200
・リューズ型サムノブ
・ディンプル無しスムースフット
・スムースヘッド・キャストコントロールキャップ(左右)

春先の小場所で『鬼に金棒 75TL』との組み合わせで活躍してくれました。

投稿者 山中 at 17:14 | Comments [2] | Trackbacks [0] | Category : ABU
2007年08月04日

■2500C

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廃盤となってから数年が経った2500Cですが、多くのリクエストにより復刻がほぼ決定。
画像はプロトですが、IAR無しの4.7:1仕様を予定しているようです。

投稿者 山中 at 17:31 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU
2007年07月29日

■新製品

2007-07-29.jpg

Fishy Business RECORD Ambassadeur 5000 Green

Simon Shimomura 氏の著書『The Ambassadeur and I Final Chapter(アンバサダーと私 最終章)』の表紙を飾ったあのモデルがいよいよ発売です。

投稿者 山中 at 17:37 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU
2007年07月21日

■珍しい?

2007-07-21.jpg

6001Cが持ち込まれました。
やはりフレームの緩み。
治具はレフトハンドルモデルにも対応なので作業は可能なんですが、この手のインナープレートがアルミのフレームは緩みやすく、カシメ治しも効きづらいんです。
なるべく負荷のかからない釣り(ライトカバーでとか、柔らかめのロッドの使用時とか)での使用が、リールの寿命を伸ばすには理想なのかもしれません。

投稿者 山中 at 18:28 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2007年07月05日

■シーズン中だけに

2007-07-5-1.jpg

トラブルが起きて持ち込まれるリールが多いんですが、最近目立つのはフレームの緩み。
ですんで、もう一度フレームの緩みについて。

普段は普通に巻けるリールが魚をかけた時に巻けなく(巻き辛く)なる様なコトが起きたら要チェック。
気にしないとわかり辛いんですが、フレーム単体にして少しでもカタつくようだったらフレームの緩みが原因で症状が出てる可能性大。
症状がひどいとスプールエッジが綺麗に削れます。

2007-07-5-2.jpg

『元通り完璧に』とはいきませんが、カシメ治しで症状の改善は見込まれます。
対応機種等、詳しくはお問い合わせください。

投稿者 山中 at 20:53 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2007年06月18日

■治具

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ついでに、コレは5000番専用の治具。
サムバー・モデル、レフトハンドル・モデルを含め、大抵の5000番のフレームは修正可能です。
詳しくはお問い合わせください。

投稿者 山中 at 18:42 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2007年06月17日

■フレーム

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酷使された個体によく見られますが、ピラーとインナープレートの接合部分のカシメに緩みが出る事があります。
緩むと高負荷がかかった時にスプールとフレームの干渉が起こり、リールが巻き辛いという症状がでます。
改善には接合部分のカシメ治しが効果的。
コレは6000番専用の治具。
カシメ治しはできますが、歪みの矯正はできません。

投稿者 山中 at 18:33 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2007年06月16日

■またも

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オーバーホール。
なかなか作業が進まず、お待ちになっていただいてる方々にはご迷惑をおかけいたしております。
申し訳ございません。
シーズン中は少々お時間をいただくことになりますが、随時受付中(可能な機種はお問い合わせください)。

さて、今回の個体は74年式の6500C。
Main Drive Gear、Click Wheel、Drag Washer 等が日本では目にする事の少ない古い社外品(?)だったり、構成パーツに過不足があったりと、いかにも長年海外で使われてましたって感じ。
海外から到着したばかりだとよくありますね。これは日本でも少し使われていたらしく、B-Trap パーツも2点。
まずは徹底的に分解洗浄して、少しお金をかけて純正に近づけつつ、回転性能の向上を目指します。

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投稿者 山中 at 19:51 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2007年06月12日

■6500CL

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6500CS Rocket に続いて、6500CL もマイナーチェンジとなりました。
これでバージョン3(00~02)。

で、今回の変更点は以下。

・スプールが平型からV型に変更
・以前の涙型タイプからより扱いやすい大型スターホイールに変更
・遠心力ブレーキは2点式から6点式に
・ドラグに新型ブレーキワッシャー採用
・ブレーキウエイト内側のブレーキホルダー形状が変更
・ピニオンギア形状変更
・化粧箱がヘアラインタイプに変更

6500CS Rocket の変更点とほぼ同様です。

投稿者 山中 at 20:49 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2007年06月09日

■6500C MIDNIGHT BLUE

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新型の 6500CS Rocket の重量はメーカー発表値で 370g。この数値は前モデルと一緒。
殆ど構造に相違の無い 6500C MIDNIGHT BLUE、既に完売の 6500C Heritage Bronze は 400g。
Heritage Bronze の発売開始直後、この重さの違いを Pure Fishing Japan に問い合わせたら Brake Plate の材質変更での重量増ってコトでした。
が、先日何気なく量ってみたら 374g。
あれ?また材質変更したんですか?
個体差考えたら 370g か 375g の表記でいいんじゃないかと思うんですが、重く表示するってのはどーなんでしょ?
まぁ、重さが気になってた人には朗報ってコトで。

投稿者 山中 at 20:25 | Comments [3] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2007年06月05日

■6500CS Rocket

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近年の Ambassadeur の中では稀に見るロングセラーモデルとなった 6500CS Rocket ですが、この度マイナーチェンジとなりました。
これで ABU 社の管理上では バージョン7(00~06)。
実際にはもっとこまごま変更点はあるんですけどね。そこまでは管理がされてないのが実情なんです。はい。

で、今回の変更点は以下。あくまでメーカー発表ですけど。

・スプールが平型からV型に変更
・以前の涙型タイプからより扱いやすい大型スターホイールに変更
・遠心力ブレーキは2点式から6点式に
・ドラグに新型ブレーキワッシャー採用
・ブレーキウエイト内側のブレーキホルダー形状が変更
・ピニオンギア形状変更
・化粧箱がヘアラインタイプに変更
・なお、サイドプレート上の刻印等には変更なし

投稿者 山中 at 20:18 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2007年05月29日

■オーバーホール

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買った道具をすぐ使いたいというのは割と当たり前の感情でして、シーズン中も『中古(オールド)買ったんだけど』ってオーバーホール依頼が結構あります。
最近は国内でも海外でもオークションなんかで色んなリールが買えますからね。
今日の依頼は6500Brownでアメリカから届いたばかりの個体とのコト。
6500Brownは6500Cの廉価版(価格面では)なんで、使い込まれてる事が多くて、OHすると結構パーツ代がかかる事あり。
今回の6500は外見綺麗めだけど、ハンドルのグラつきが・・・。
軽症だといいけど、最悪ブレーキプレート交換です。

そのうちオーバーホールの解説にでもチャレンジしてみましょーか。

投稿者 山中 at 19:39 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
2007年05月27日

■CDL

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外観派手なんで好き嫌いが別れるコトもあるCDL。
かなりの高額商品なんですが、この1ケ月の販売台数は驚異の6台。
新製品って訳でもないのに、やはり景気は回復基調なんででしょーか?
それとも知らぬ間にCDL大流行?
このエグさと言うか、自己主張の強さと言うか、まぁ、釣り場で見ても凄まじい存在感です。
個人的には◎。

投稿者 山中 at 19:18 | Comments [0] | Trackbacks [0] | Category : ABU, 仕事
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